【留学報告】提携校 台湾・静宜大学

本学提携校の台湾の静宜大学に留学中のグローバル・スタディーズ学科2年の高原里奈さんから留学報告が届きました。本人の掲載の許可を得ましたのでこちらに掲載いたします。

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留学生活が始まってから4ヶ月が過ぎ、残すところ約1ヶ月となりました。帰国が近づくにつれ、様々なことが終わりを迎えていき、貴重な留学生活を噛み締めながら過ごしています。

12月29日で中国語の授業が終わり、テストは計3回受けました。後半の授業は進むのが早く、少し戸惑う部分もありましたが、テストではいい結果を残すことができました。1月からは延長授業という形で、みんなより少し長く中国語を勉強します。この前までは自分の中国語に自信がなく、半年の留学期間で得られたものは何なのか、自分に問いかけるときもありましたが、4ヶ月が経過し、自分の中国語力が向上している実感があります。お店の看板を読めるようになったり、定員さんの言っていることを理解できるようになったり、言葉が理解できた瞬間の喜びは、自分の努力の成果を感じると同時に、新たなスキルを身につけた達成感に満ちています。この調子で、残りの1ヶ月の授業も頑張りたいです。

生活面では、2人のルームメイトが冬休みのため家に帰ることになり、最後の1週間をルームメイトと過ごしました。ケンタッキーとピザをデリバリーして寮で食べたり、夜市に行ってたくさん食べ物を買って一緒にお酒を飲んだり、台湾に来たばかりの時も同じようなことをしましたが、その時と比べものにならないくらいたくさんコミュニケーションをとれるようになっていることに気づき、とても嬉しかったです。そして、ルームメイトが家に帰る最後の日にはみんなからの日本語のメッセージカードをプレゼントされました。そこにはみんなから中国語が上手になったね!と書かれてありました。ルームメイトは日本語が話せないのに、私のために一生懸命日本語を書いてくれて、本当に嬉しかったし感動しました。年越しは台北で過ごし、有名な台北101の花火を見ることができました。天気が悪く花火を見れるかわからないと言われていましたが、夜は台北101の1番上まではっきり見えるくらい晴れてくれました。台北101の花火を見ればもう見るところはないというくらい、この4ヶ月間でさまざまな経験をしました。

残りの約1ヶ月間、周りの方への感謝を忘れずに、1日1日を大切に、悔いなくたくさんのことを吸収して留学生活を終えられるように頑張ります。

 

【留学報告】提携校カナダ・ビクトリア大学

本学提携校のカナダのビクトリア大学に留学中のグローバル・スタディーズ学科2年の今野美空さんから留学報告が届きました。本人の掲載の許可を得ましたのでこちらに掲載いたします。

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私がヴィクトリア大学に留学しにきてから遂に約10ヶ月の期間が過ぎてしまい、残すところあと約1ヶ月となってしまいました。12月上旬に最後のSeptember ELPIの過程が終了しました。September ELPI は難しい単語を沢山学ばなければならなかったので、毎週のようにある1つ1つの小テスト等も難しくELPI後半につれて苦戦することが多くありました。ですが、このセメスターでは今まで以上に外国人の生徒も多くクラスにいたのでクラスメイトに授業前後で予習復習を一緒に行なって分からない所等をみっちり教えてもらってなんとか授業ついていける感じでした。最終テストではwriting や特にlistening が良い結果だったので日頃から英語で会話をすることを心がけていた事が功を奏したのだなと思い嬉しかったです。それから8ヶ月間一緒に過ごしてきたルームメイトが遂に今回のセメスターをもって帰国してしまいました。正直個人的にそのルームメイトとの別れが私がカナダに来てから一番辛かったです。空港まで見送った時本当に辛くて涙が止まらないくらい大変落ち込んでいたのですが、一緒に付き添ってくれた友達やホストファミリーが慰めてくれたのですぐに立ち直る事が出来ました。今になって思うことは、本当に今自分が置かれている環境やヴィクトリアでできた友達にに恵まれたんだなと感じます。と同時にホームステイ先を変えて本当に良かったと思っています。そして、先日遂に念願だったオーロラを観にユーコンのホワイトホースに行ってきました。韓国人の友達と2人で行ったので3泊4日ずっと英語しか話せない環境だったことと、4月からずっと仲良くしてきた友達だったので一緒にいて喧嘩や不満も特になくとても楽しく充実した時間を過ごすことが出来ました。肝心のオーロラは3日間観るチャンスがあり奇跡的に3回ともオーロラを鑑賞する事が出来ました。そして、本当に感動したし圧巻でした。こんな景色が今私が生きている世界で見る事ができる事が信じられなかったし、まさか19歳でオーロラを観れるとは思っていなかったので貴重な経験を大好きな友達と体験する事ができて幸せでした。残りのヴィクトリアでの時間、悔いのないように最後まで勉強も遊びも充実した留学生活を送りたいと思います。

 

第3回プログラミングワークショップ報告

皆さん、こんにちは。熊谷健二ゼミ(ベアーズラボ)からの報告です。

12月2日、私たちはいずみ絆プロジェクト支援事業「Enjoy!!プログラミングプロジェクト」の第3回ワークショップを開催しました。このイベントは、小中学生を対象にプログラミングの楽しさと可能性を体験していただくことを目的としています。

今回のワークショップでは、micro:bitという小型の学習用コンピュータを用いた電子工作に挑戦しました。最初にmicro:bitの基本的なプログラミング方法と各種センサーの使い方を伝授しました。その後、いろいろな素材を使って3つの楽しいゲームと楽器作りに取り組みました。1つ目は金属の輪っかを針金に触れずにゴールまで移動させるイライラゲームの作成、2つ目は傾きを感知する加速度センサーを利用した、角度によって音階が変わるギターの製作、3つ目は当たると音で知らせてくれたり、ランダムな点数を表示してくれたりする、サーボモーターで動く射的ゲームの的を製作しました。

作品が完成すると、子ども達は自分で作ったイライラゲームで遊んだり、ギターにオリジナルのデコレーションをしたり、好きなデザインを施した的を机の上に配置し、みんなでおもちゃの銃を使って射的ゲームをして遊びました。子ども達が夢中になって取り組む様子は、私たちにとっても大変心温まる光景でした。

ワークショップの最後に行ったアンケートには「ギター作りが楽しかった」「自分で作ったもので遊ぶのが楽しかった」「またやってみたい」といった感想が寄せられ、私たちの取り組みが子ども達の創造性を刺激し、これからの学びへの興味を引き出す手助けになれたことをとても嬉しく思います。

今回で今年度のワークショップは終わりになります。ご参加いただいたすべての皆さま、ありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています!

(このワークショップの様子はJ:COM仙台の取材を受け、地元のニュース番組「ジモトトピックス」で紹介されました。)

 

第2回プログラミングワークショップ報告

こんにちは。熊谷健二ゼミ(ベアーズラボ)です。

11月25日(土)にいずみ絆プロジェクト支援事業「Enjoy!!プログラミングプロジェクト」の第2回ワークショップを開催しました。今回はAI(人工知能)を使ったプログラミングを行いました。内容としては、AIじゃんけん、AIレジ、おしゃべり翻訳機を作りました。

AIじゃんけんでは、グー、チョキ、パーの手をいろいろな角度や大きさで写真を撮り、そのサンプルをTeachable Machineを使用してコンピュータに学習させました。その後、Stretch3(AI機能などが利用できるScratch)を使用してじゃんけんゲームを作りました。ゲームをする際、コンピュータが手の形を中々上手く認識してくれず、大変な部分もありましたが、もう一度写真を撮り直し、沢山のサンプルを学習させることによって、AIはより正確に認識していくことを学ぶことができました。

AIレジでもTeachable Machineを使用し、角度や大きさを変えながら3種類のお菓子のパッケージ写真を数十枚撮ってコンピュータに学習させ、Stretch3でAIレジのプログラムを作成しました。バーコードを読み取らせる本物のレジと違い、商品自体を認識させるレジではありましたが、間違って認識した商品の情報を取り消したり、音声合成機能を使って合計金額を読み上げさせたりと本物のレジさながらの機能がありました。参加者のみなさんも、お菓子をレジに通しながら楽しんでいました。AIじゃんけん同様、コンピュータに学習させる写真を増やすことで、お菓子が認識されやすくなるということを学んでいただくことができました。

おしゃべり翻訳機では、今話題のChatGPTも使って音声認識・音声合成・機械翻訳・生成AIについて学びました。はじめに音声認識翻訳機を作り、文字を打たなくてもハンズフリーで自分の話した言葉を外国語に変換するようにしました。その後ChatGPTの自動で返答してくれる機能を組み込み、AIと英会話ができるようにしました。自分達で作った音声認識・音声合成機能付き翻訳機で、AIと音声で会話できるというのがとても新鮮で面白かったです。

今や何気なく使っているAI機能ですが、実際どういう仕組みで動いているのかを、子ども達に楽しみながら学んで頂けたのではないかと思います。また、このワークショップを通じて私たち自身もAIについてより詳しく知ることができました。改めてAIの進歩を感じるとともに、逆にAIにはまだ不自然な点や上手く認識できないこともあるという事がわかりました。

ご参加頂いた方々、ありがとうございました。

韓国 日本語教育実習

日本語教育実習受講生が、10月30日から11月3日まで国立釜慶大学人文社会科学大学日語日文学部(大韓民国釜山市)にて実習を行いました

第1回プログラミングワークショップ報告

熊谷健二ゼミ(ベアーズラボ)では、プログラミング教育などICTを活用した教育方法について研究しています。その一環として、11月4日(土)にいずみ絆プロジェクト支援事業「Enjoy!!プログラミングプロジェクト」の第1回ワークショップを本学体育館にて小学4年生から中学生を対象に開催しました。今回はクルマ型ロボットである”codey rocky”のプログラミングとドローンの操縦体験を行いました。

codey rockyのプログラミングでは、基本的な操作から各種センサーの使い方まで幅広く教えました。プログラミング経験の少ない子どもから、個人的にプログラミングを学んでいる子どもまで、経験の差はありましたが、全員が最後まで熱心に取り組んでくれました。特にcodey rockyを使ったライントレースでは、各自が学んだことを活かして、コースアウトせずにゴールまで速く走るプログラムを作る体験をしてもらいました。最初は思うようにロボットが進まず苦戦することもありましたが、トライ&エラーを繰り返し、最終的には全員がスタートからゴールまで走り切るプログラムを完成させることができました。

また、タブレットを使ったドローンの操作では、障害物レースでタイムを競いました。子どもたちは普段体験できないドローンの操縦を楽しんでおり、大いに盛り上がりました。

今回のワークショップを通して、子どもたちから「またやってみたい」「今日来てよかった」という声を聞くことができ、私たちも大きなやりがいを感じました。

 

金融リテラシーセミナーのご報告

11月7日(火)3限の「グローバル・スタディーズ総合演習Ⅱ」の授業では、小形ゼミ・賈ゼミ・加藤ゼミ・山田ゼミの合同で、東京証券取引所金融リテラシーサポート部課長の杉山佳子様をお招きし、「人生100年時代の女性のキャリアとライフプランにおけるお金の活かし方」に関するセミナーを実施しました。

世界一の長寿国である日本において、男性より6歳近く長生きする女性にとって、金融リテラシーを高めておくことは、今や必須となっています。セミナーでは人生100年時代ではライフステージごとの収入と支出などを見据え、資産寿命を延ばすことが重要であること、そのためには早いうちから資産形成をすることが必要などと教えていただきました。さらに学生にとって将来のリターンが一番大きいのは「自己投資」であり、学生時代にいろいろなことを学び、社会・経済の動きに関心を持つようにとのお言葉もいただきました。

お忙しい中、本学学生のために来仙のうえ、ご講義いただいた杉山課長に、心より感謝申し上げます。