2024年度卒業論文の紹介

2024年度卒業生の早坂あみさんが、卒業論文『和菓子研究 ―仙台駄菓子を通じてみる日本の菓子文化―』を書きました。仙台駄菓子のおいしさに気づいたことをきっかけに、和菓子の歴史、仙台駄菓子を中心とする東北地方の駄菓子の特徴を整備し、栄養価にも着眼することによって未来の和菓子のありようを見据えた論文です。1年6か月の間、文献調査をして研究をしてきたダイナミックな論文です。興味のある方は、グローバル・スタディーズ学科研究室Ⅱに保管されていますので、読みにいらしてください。

 

ゼミ研修旅行

2025年3月9日(日)~11日(火)の3日間、GS総合演習Ⅰ・Ⅱ(大本泉教授担当)を受講した学生2名が、京都研修旅行にでかけました。前期から文献研究をしていた京都学を実践的・体験的な側面から見据えてみようというものです。

 1日目は、抽選で見学許可のおりた桂離宮や京都文化博物館別館を訪れ、前期で文献・DVD等で学んだ建築の特長を確認することができました。景観を重んじる一般家屋の工夫もいたるところで発見することができました。2日目は、三島由紀夫の小説で学んだ金閣寺、産寧坂、世界遺産や慣用句で有名な清水寺、八坂神社等も見学し、舞芸妓に関連する先斗町・祇園等も歩きました。その結果、1日の歩数が約35,000歩になることに。3日目は宿泊ホテルにほぼ近い錦市場に行き、インバウンドによる活性化の成功例を確認することができました。

 その他、受講生たちが行きたかったカフェ、京都料理店にも行き、食文化も堪能することができました。この研修旅行を弾みにして、引き続き京都学をはじめ、日本文化の奥の深さを研究していく予定です。

第5回オープンキャンパス

3/22 10:00~14:00 第5回オープンキャンパスを開催します。

本学科では、コース紹介・海外研修などの学生による発表と展示、日本語教員養成課程の展示、プログラミング体験コーナーがあります。

個別相談コーナーでは何でも相談を受け付けますので気軽にご利用ください。

模擬授業は本学科2名の教員が担当します。

午前は、小形先生の「人生100年時代のキャリアデザイン」を実施します。
人生100年時代のライフイベントやライフスタイルについて考え、大学で何をしたらよいかなど、高校生の皆さんのこれからの長いキャリアを豊かにしていくための方法について学びます。グローバル・スタディーズ学科でキャリア形成する楽しさも伝わると思いますよ
午後は、賈先生の「中国語の発音を楽しく覚えよう!ーあなたは中国語学習に向いていますか?ー」です。
まずは中国語という新しく接する言語に親しむため、正しい発音を身につけるための学習方法などを学びます。恥ずかしがらずに大きな声を出して発音し、中国語学習に向いている自分を発見しましょう!

松島エクスカーションに行ってきました

3月10日、松島へエクスカーションに行ってきました。

留学生の林秀賢(いむ すひょん)さん、3年生の菅原愛莉さん、国際交流センター長の賈先生と同スタッフの千葉さんが参加しました。

五大堂、瑞巌寺をまわり、観瀾亭では抹茶を体験しました。昼食はカキ小屋で焼いたカキをいただきました。

この日は天気が良く、遊覧船から見る景色も気持良かったです。

日本文化を体験した一日でした。

博物館&酒蔵見学に行ってきました♪

1月22日(火)に小形ゼミの5名(3年生3名、4年生2名)で、仙台市若林区荒町商店街の街歩きを兼ね、博物館&酒蔵見学をしてきました。

まず、東北学院大学博物館に行きました。この日は、企画展「南津島の田植踊展」を実施しており、展示に関わった4年生が説明をしてくれました。他大学の学生の学習内容やプレゼン力に触れ、ゼミの学生たちも刺激を受けたようです。その後、荒町に古くからある森民酒造本家に移動し、酒蔵見学をさせていただきました。酒米とうるち米との違いや、日本酒醸造の流れなどについてご説明いただき、伝統的な建物やそこで使われている道具なども見せていただきました。また、海外への販路や酒粕とSDGsの関係なども教えていただき、学びの多い時間でした。

留学報告 バレンシア大学ディズニー国際カレッジプログラム

バレンシア大学のディズニー国際カレッジプログラムに参加している大場杏乃さんから届いた12月の留学報告書を紹介いたします。

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新しい仕事の分担に変わりましたが、場所はマジックキングダムのトゥモローランドと変わらず、クイックサービスからマーチャンダイズへ役割が移動しました。新しくトレーニングを受けて新しい仕事を1から覚えなければいけないことや、今まで親しくしてくれた同僚達と別の場所で働く事が辛かったです。この役割移動で印象に残ったことは、同じエリアでもそれぞれで同僚同士の空気感や人種、耳にする言語が大きく異なることです。以前は英語だけでなくスペイン語を話す方が半分以上いて全員で協力して営業する雰囲気でしたが、マーチャンダイズではほとんどの方が英語のみ話すために違いに戸惑うことがありました。どちらの共通点としても言えることは、積極的に話しかける事が空気に慣れる1番の情報だという事です。

12/6で最後の対面の授業が終わりました。授業内容はプレゼンテーションで、過去5回ほどの授業でグループを組んで準備した内容を、パワーポイントを用いて全員の前で発表しました。初めの頃と比べた自分自身の変化として、英語をはっきり話すことを恐れずに発表できたことが成長だと感じました。バレンシア大学のディズニープログラム担当、カーラさんが記念としてたくさんのカップケーキと集合写真が入った写真立てをプレゼントしてくれました。11月の中旬にはテストがありましたが、しっかり勉強をして全力を尽くせたと自負しています。12/11、12はオンラインのテストでした。

11/28のサンクスギビングではディズニーのカレッジプログラムでクックとして働いている何人かのお友達が料理を持ち寄ってくれました。たくさんの伝統料理に囲まれて、アメリカのサンクスギビングをフレンズギビングとして楽しむことができました。12/25のクリスマスにはイルミネーションやショッピングを楽しみに友達とディズニーワールドを訪れたり、同僚とお揃いのクリスマスパンツを買って写真撮影をしたりして楽しみました。ディズニーでクイックサービスのお仕事として、マジックキングダムのクリスマスパーティーキャストをする機会も多かったです。

同僚や同じプログラムの友達などに誘ってもらって外に行くことが多くなりました。具体的な場所としては、バスケの試合観戦・ICONパーク・マジックキングダムのテレビ収録見学・バキーズ(人気の大きいガソリンスタンド)・ビーチなどに出かけています。

プレゼンテーション演習Ⅱ「研究発表会」(続報)

1月15日(水)は後半の5名の研究発表でした。

今回の発表テーマは発表順に「興行収入が高い映画について」「楽天イーグルスが来場者数を増やすには」「若者の投資への関心と現状」「健康的なダイエット」「世界のクリスマスの過ごし方」でした。終了後、互いの発表に対し、「図やグラフを効果的に使っていて見習いたい」「ハキハキしていてとても聞きやすかった」「GS学科ならではの視点でよかった」などの感想が述べられました。

受講者全員、学んだことを踏まえたプレゼンテーションができたようです。

プレゼンテーション演習Ⅱ「研究発表会」

今年度の授業もあとわずか。「プレゼンテーション演習Ⅱ」の授業では、総まとめとして受講生全員が「研究発表」を行います。今年度は、前半と後半に分けて11名が取り組みます。1月8日(水)は前半の発表者6名が、発表してくれました。インフルエンザの猛威により、タイムキーパーや座長が欠席となる中、皆で協力して、何とか発表を終えました。

テーマは発表順に「訪日外国人観光客の増加が宮城県の観光地に与える影響と課題」「献体の実態」「カナダのバイリンガル政策」「日本の英語教育」「ディズニーシーが日本だけにある理由」「サグラダファミリアの未完成の魅力」でした。それぞれの興味に応じたテーマで、互いに知らなかったことを知る機会にもなり、有意義な時間となりました。

15日(水)は後半の5名が発表予定です。今度はどんなテーマの発表でしょうか。皆、楽しみにしています。

奮闘する司会者と順番を待つ発表者たち
発表の様子