1月8日、「ビジネス・インターンシップⅡ」を履修した3年生によるインターンシップの体験報告会が行われました。インターンシップ先は、航空業界に2名、旅行関係に2名、ホテル関係に2名、小売業関係に1名でした。
自分からインターンシップ先を探し、応募し、採用された学生もいました。
どの学生からの報告も、いきいきとしていて、今回得られ経験を今後の就職活動に生かしていこうという積極性が感じられました。
昨年12月18日(木)に「マーケティング論」の学外授業で「仙台一番町商店街調査」に行ってきました。受講者の野田すみれさんが、実習で学んだことをレポートにまとめてくれましたので、ご紹介します。
商品と祈りがつくる価値― デパ地下PPM分析と仙台の商業空間を巡って ―
グローバル・スタディーズ学科
4年 野田すみれ
2箇所のデパ地下の訪問ではA菓子店を対象にPPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)の視点から商品構成の分析を行った。また、一番町商店街の発展と百貨店屋上やマンション群の中に祀られている神社の存在にも着目し、商業空間と信仰の関係性について考察した。
PPMとは、市場成長率と市場占有率の二軸から商品群を分類し、資源配分を考えるフレームワークである。A菓子店においては、生パイや定番の焼き菓子が安定した需要を持つ「金のなる木」としてブランドを支えている一方、季節限定商品は話題性と成長性を備えた「花形」に位置づけられると考えた。また、新作商品や高価格帯の商品は将来的な主力候補である「問題児」と捉えられ、回転率の低い商品であっても、デパートにおいてはブランドの幅や格式を示す役割を担っている点が印象的であった。さらに、同じA菓子店であっても、それぞれのデパートで陳列の仕方や訴求方法に違いが見られ、PPMは商品単体で固定されるものではなく、売場戦略によって柔軟に運用されていることが分かった。
一番町商店街と商店街の中に祭られている神社の関係に着目すると、参拝という行為が人々の回遊性を生み、商店街のにぎわいを支えてきたことがうかがえる。信仰は単なる宗教的行為にとどまらず、人の流れを生み出す装置として機能してきた点で、現代のエリアブランディングにも通じる役割を果たしたのだと感じた。デパートの屋上に神社が祀られている点も非常に興味深い。デパートという消費の場に信仰空間が併存することで、買い物は単なる消費行動ではなく、祈りや縁起と結びついた体験となる。こうした仕組みによって、百貨店は人々に長く親しまれてきたのではないだろうか。
今回の実習を通して、マーケティングとは商品単体の売上を追求するものではなく、商品、空間、文化といった複数の要素を結びつけながら、価値を持続的に循環させていく仕組みづくりであると実感した。
提携校のカナダのヴィクトリア大学に留学している学生から届いた留学報告書を掲載します。
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グローバル・スタディーズ学科 2年 宗像心花
留学が始まり、早くも9か月が経ちました。今回クラスのレベルも上がり、新しい友達も沢山増えた事で毎日充実した日々を過ごしております。今回のELPIの授業では、先生から文法や語彙、正しい表現方法を学ぶことはもちろんですが、それ以上にクラスメイトから学ぶことが多かったように感じます。授業中のディスカッションや会話の練習の際には、友達がどのような言い回しや話し方をしているのかに注意して聞くように心がけました。その中で、「このような言い方もできるのか」と気づくことが多く、自分のボキャブラリーや表現の幅が少しずつ広がっていると感じました。教科書だけでは学べない、実際に使われている英語に触れることができ毎日成長の日々でした。また、今回のプログラムの中で特に印象に残っているのが、グループプレゼンテーションの活動です。この活動ではグループで実際に街へ出て、現地の人にインタビューを行い、英語で会話をするという課題がありました。授業で学んだ英語を実際の場面で使う必要があり、最初は緊張もありましたが、ビクトリアの人々はとても親切で、私たちが留学生だと分かると、ゆっくり話してくれたり、日本の文化や生活について質問してくれたりしました。そのため、声をかけることに対する不安も次第に減り、楽しく活動を進めることができました。このプレゼンテーションを通して、ビクトリアという街についてより深く知ることができただけでなく、英語でコミュニケーションを取る自信が少しずつ身についたと感じています。教室内での学習だけでなく、実際に街へ出て英語を使う経験ができたことは、非常に貴重で有意義な機会でした。
また、祝日を利用して4泊5日でニューヨークに旅行へ行ってまいりました。航空券や宿泊費は予想していたよりも費用を抑えることができました。現地では、自由の女神、ブルックリン橋、タイムズスクエア、美術館など、世界的に有名な観光地を数多く訪れました。特に自由の女神は、実際に目にすると想像以上に迫力がありました。また、ブルックリン橋を歩いて渡りながら見たマンハッタンの景色は非常に美しく、印象に残っています。タイムズスクエアでは、昼夜を問わず人が多く、ネオンや大型スクリーンに囲まれた独特の雰囲気に圧倒されました。街全体が常に賑わっていて、ニューヨークが「眠らない街」と呼ばれる理由を実感しました。有名な大都市を実際に訪れ、多様な人々や文化に触れ価値のある経験でした。
さらに、12月にはカナダでのクリスマスを体験する事ができました。カナダではクリスマスが一年の中でも大きな行事であり、街全体の雰囲気に圧倒されました。ホストファミリーの家には165cm以上の大きさのあるクリスマスツリーがあり、ホストファミリーと一緒に飾り付けを行いました。クリスマスが始まる2週間前から多くの家がイルミネーションや装飾を初め、夜に街を歩くととても綺麗で印象的でした。特に、ビクトリアで有名なブッチャードガーデンでは、クリスマスシーズンにイルミネーションが行われるため、ホストファミリーと一緒に訪れました。広大な庭園全体が光に包まれ、すべてを見て回るのに1時間以上かかりましたが、非常に幻想的で心に残る光景でした。ブッチャードガーデンには、日本庭園がありますがクリスマスの時期は閉鎖され見ることができなかったため、もし機会があればまた訪れてみたいと思いました。クリスマス当日には、ホストファミリーが私の分までプレゼントを用意してくださり、沢山のプレゼントをいただきました。また、ホストファミリーの親戚や家族が家に集まり、少し大きめのパーティーが開かれました。その場では英語で会話する機会が多く、これまで学んできた英語力を実際に使う良い機会となりました。完璧に話すことはできませんでしたが、自分の気持ちを伝えようと努力することで、コミュニケーションの大切さを改めて実感しました。
10月から12月にはイベントが沢山あり、素敵な思い出が沢山増えました。毎日色々な事を学び、新しい事を吸収する事で、人としても成長できたのではないかと思っております。残り約2か月間と帰国する日も近づいておりますが、最後の最後まで自分のベストを尽くし悔いのない留学生活にしたいと思います。
留学提携校のカナダのヴィクトリア大学に留学中の学生から届いた留学報告書を掲載いたします。
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グローバル・スタディーズ学科2年 髙嶋 美羽
11月から12月にかけての留学生活では、大きな変化と多くの経験がありました。ELPIおよびプレゼンテーションのプログラムが終了し、多くの友人が帰国してしまったことをとても寂しく感じています。また、これまで一緒に生活していたハウスメイトも帰国し、現在は家にいる生徒が私一人の状態になりました。これまで当たり前だった日常が急に変化したことで、孤独を感じることもあります。しかし、1月からは韓国人のハウスメイトが2人来る予定であり、新たな出会いに対する期待を感じています。この約3か月間を振り返ると、本当に多くの素敵な出会いがあったと感じます。留学を経験できて良かったと思える時間が増えました。特に韓国人の友人とは親しくなり、別れの際には強い寂しさを感じましたが、日本と韓国で再会することを約束し、今後も関係を大切にしていきたいと強く思いました。留学生活の中で人との繋がりが自分にとってどれほど大きな存在になっていたのかを実感しました。
12月には友人とトロントを訪れました。街には高層ビルが立ち並び、ヴィクトリアとは異なり、非常に都会的な印象を受けました。滞在中には念願であったナイアガラの滝を実際に訪れることができました。ボートに乗船し、滝の近くまで行くことでその迫力を肌で感じることができました。その後は滝を眺めることができるレストランで食事をし、特別な時間を過ごしました。CNタワーやロイヤル・オンタリオ・ミュージアムにも訪れ、印象に残る旅行となりました。
日常生活では、スケート、ボードゲーム、カラオケ、ビリヤード、バスケットボールの試合観戦など様々なアクティビティを楽しみました。映画を観に行く機会もありました。英語音声・字幕なしは難しく、自分のリスニング力の課題を改めて認識しました。ホストファミリーとバンクーバーへ旅行する機会もありました。改めてホストファミリーの優しさや支えの大きさを実感しています。週に一度のダンスレッスンは継続して参加していました。レッスンを重ねる中で、国籍の異なる仲の良いグループができ、練習の合間や終了後に会話を楽しむようになりました。単なる趣味の時間にとどまらず、英語を使いながら人間関係を築く場であり、留学生活をより充実したものにしてくれています。次のタームでも登録し、今後も交流を深めていきたいと考えています。また、時にはConversation clubに参加し、ゲームやクッキーのデコレーションを通して自然な英会話を楽しみました。また、ガーデニングのボランティアにも参加し、多くの人と交流する機会を持つことができました。これらの活動を通して、授業以外でも積極的に英語を使用することを意識しました。
12月に入ると、街がクリスマスの雰囲気に包まれました。ホストファミリーがブッチャート・ガーデンに連れて行ってくれ、冬限定のイルミネーションを見ることができました。家の中には大きなクリスマスツリーが飾られ、クリスマス当日には沢山のプレゼントをいただきました。クリスマスシーズンを通して、日本との文化の違いを感じました。日本では恋人や友人と過ごすことが多いと感じますが、カナダでは家族と過ごすことが大切にされています。25日には多くの店が閉まり、街全体が落ち着いていました。ディナーでは、ピザやチキンではなく、Thanksgiving Dayと同様にターキーやスタッフィング、芽キャベツなどをいただきました。さらに、家族全員でプレゼント交換をする文化があり、温かい時間を過ごすことができました。
英語力に関しては、単語だけでなく文章で伝えることを意識するようになりました。間違えることを恐れず、自分の考えを伝えようと意識する姿勢が身についてきました。また、以前よりも言葉が自然に出てくるようになり、成長を実感する場面が増えました。さらに、12月にオンライン形式で受験したTOEICでは、留学当初である9月のスコアから100点向上しており、これまでの成果を数値として確認することができ、今後の学習への意欲につながりました。
このように11月から12月にかけての留学生活は別れや孤独を感じる場面もありましたが、それ以上に多くの経験と学びに満ちた時間でした。これらの経験は自分の成長に繋がるものだったと考えています。残りの期間も自分のペースで努力し続けていきたいと思います。