「グローバル・インターンシップ」(グアム空港)報告書

グローバル・スタディーズ学科 3年 天野由菜

私は、9日間にわたりグアム国際空港のJALにてインターンシップを行った。JALの羽田からグアムへの便は1日1本であり、午後に到着する飛行機のお迎えとお見送りを主な業務として担当した。午前中は、午後到着便に備えてお迎えの準備やブリーフィングを行い、その日グアムから羽田へ向かうお客様の情報を確認した。妊婦のお客様や車椅子をご利用のお客様の人数、歩行が難しい方の有無などを細かく共有し、全員で念入りに確認を行った。

昼休憩後は、航空地上支援会社のスタッフの方々ともお客様情報を共有し、チェックインカウンターが開く時間に合わせて各自業務を開始した。初日は、荷物タグの貼付やレーンへのキャリーケースの搬送作業を担当し、2日目以降はコックピットや機内清掃、ラウンジ見学、機内食工場の見学など、さまざまな体験をさせていただいた。航空会社やクラス(ビジネス・エコノミー)によってメニューや細部の仕様が異なることを知り、細やかなこだわりに感心した。また、ランプ(駐機場)では飛行機の部品や整備方法について学び、実際に無線通信を聴くなど、貴重な体験をすることができた。午後はカウンターに立ち、実際にチェックイン業務を担当した。預け荷物に危険物が含まれていないか、機内持ち込み制限を超える物がないかを確認し、キャリーケースに傷がある場合にはタグを付けるなど、業務内容の多さに初めは戸惑う場面もあった。しかし、JALの皆様が「ゆっくりで大丈夫」「正確にね」と優しく声をかけてくださり、落ち着いて取り組むことができるようになった。スタッフの方々も緊張している私たちに気さくに話しかけてくださり、その温かいサポートに励まされた。チェックイン業務中には、お客様から「インターン頑張ってください」と声をかけていただくこともあり、やりがいを強く感じた。すべてのお客様のチェックインが終わった後は搭乗口に移動し、お見送り業務を行った。小さなお子様にプレゼントをお渡しした際の嬉しそうな表情がとても印象に残っている。お客様が「ありがとう」「また来るね」と笑顔で声をかけてくださる姿を見て、旅の最後の瞬間を支えるこの仕事の素晴らしさを実感した。全員の搭乗後、滑走路で飛行機を見送り、飛び立つ間にチームで協力して安全に送り出せたことに大きな達成感を得た。お昼の時間や送迎の際には、社員の皆様と多くの会話を交わすことができた。就職活動の話や、グアムのおすすめスポット、美味しいお店など、現地ならではの話題も多く、とても楽しい時間だった。最終日にはカーゴ弁当を用意していただき、グアムの食文化にも触れることができた。辛いタバスコの味に驚きながらも、現地の食を体験できたことは良い思い出となった。

インターンを通じて、「お客様目線での接客の大切さ」を学んだ。忙しい中でも効率を重視しすぎず、お客様一人ひとりに寄り添う姿勢を忘れないことの重要性を実感した。例えば、「グアムのTシャツかわいいですね」といった何気ない会話が、お客様にとって旅の思い出になることを学び、将来の仕事でも活かしていきたいと感じた。また、社員の皆様との交流を通して、海外で働くという選択肢への憧れが一層強まった。

最終日には、空港内で韓国人のご家族から韓国語で話しかけられる場面があった。専攻している韓国語で対応できたことに喜びを感じ、自分の学びが実際に役立った瞬間でもあった。この経験をきっかけに、英語力の重要性にも気づき、帰国後はTOEICにも挑戦した。今後は、どの国でも自分の言葉で意思疎通ができるよう、語学力をさらに磨いていきたいと考えている。